少し春を感じられる午後、横浜にいくつかあるロコさんの秘密基地、その本部で、好きな画家、こだわりについて語っていただきました!
アトリエ 訪問
ロコ・サトシさん
☆ロコ・サトシさんの…
好きな画家 :
ゴッホやミレーは学校で習い、人並みに興味は持ったけれど、好きなって言われると難しい。
まぁ、強いてあげるとしたら、ニューヨークで活躍したオランダ人で抽象表現画家のウィレム・デ・クーニング*かな。初めて自由奔放で、ある意味メチャクチャな彼の作品を見た時は、マジ鳥肌が立った。
それを実名で発表している潔さも含めてね。あと絵描きじゃないけれど、ジャニス・ジョップリンが歌う「サマータイム」は本当にヤバイ。
若い頃、最初に聴いた時はノックアウトを食らったよ。
で、清い心で素直なロコ・サトシは、「ジャニスの様な絵が描けたら最高(笑)」と思い、もうひとり不純なロコは、「何を描いてもジャニスには敵わない(泣)」と結論。
つまり、あれを聴くと、暗い自分の本質、過去が浮き上がって来て困るけれど、心惹かれるんだ。
こだわり :
描くうえでのこだわりは別にない。
でも、描き歩んだ道を振り返って見れば、失敗も色々あったけれど、嬉しい時、悲しい時、いつもアートが横にいてくれ、それがない人生なんて考えられない。
だから、アートに関して根本的な考えが自分にあり、今後もそれに従って生きたいんだ。
少し抽象的だけど、アートってさ、貧富もハンディキャップも関係なく、人が生きている限り自分を意識できる存在であり、人としての最後の砦だと思う。
その大切な心を司るのが、「アートの神様」。
だから、私は神様の守護人であり続けると決めている…
ウィレム・デ・クーニング* Wikipedia ► ►